職人マツナガ通信

7月19日

今日は、明日からの週末モードに備えて、
組や修理のシゴトを集中してやりました。
最近は、ほとんどのフレームが、
アヘッドになってしまっているのですが、
これ、高さを決めるの、結構大変です。
メーカーによっては、最初からカットしてしまって、
それ以上ステムをあげることができなような、
親切とも不親切とも、とれる加工がしてあります。
これ、メーカーと小売店、
どっちもどっちのようです。
以前メーカーに、
カット済みのことを、文句をいったら、
カットして出さないと、
怒る小売店があるとのことでした。
たしかに、ハンドル高を決めるには、
サドル高がわからなければならないし。
サドル高がわかるということは、
ある程度ポジションのことをしらなければ、
決められないということになりますよね。
TAの48×34とかいうギャ板が普及するようになると、
カット済みのアヘッドステムも、
許されなくなるかもしれませんね。
だって、ヨーロッパのプロのような、
ポジションで、誰もが乗れるわけないですものね。
野球だって、プロの使うバットは素人には重すぎるでしょうし、
ランニングシューズだって、オリンピック選手が
使うものは薄すぎて素人にはつかえないでしょうからね。
自転車だけ例外はないですよね。