職人マツナガ通信

8月9日

いよいよ夏休みモードのはじまりですね。
このHPも仕事場から見てくれているヒトが
多いみたいなので、お盆時はアクセス数が、
へってしまうかな。
夏休みスペシャルと言うわけでもないのですが、
ボクが23才の時、アメリカへフレームビルダーの
修行へいったときの画像をのせて、
その時の話などをしていきたいと思います。
(確か・・・)23才の時、アメリカでフレームつくりしたくて、
ありとあらゆる手を使って、
単身アメリカに渡って、
バスで東海岸のフィラデルフィアから、
西海岸のサンフランシスコまで、
バスを乗り継ぎながら、
アメリカのビルダーを訪ね歩きました。
今思うとめちゃくちゃ無茶な事していたと思いますが、
その年代の無鉄砲さがなければ
できなかったこととも思います。
ホントにいい経験でした。
写真は、ソルトレイクシティーです。
あてにしていた、フレームビルダーに
シゴトすることを断られて、
今後どうしようかと迷いながら、
大陸横断していたときに、
立ち寄った街です。
名前の通り、大塩湖があり、
それがみたくて立ち寄りました。
モルモン教発祥の地でもあるのですね。
写真ではわかりにくいですが、
花畑の向こうに大塩湖があります。
名前の通りほんとに、湖の畔には、
白く結晶になった塩がありました。
写真に写っている自転車は、
ボクが日本ではじめて自分でつくった自転車です。
今思うと、とてもお粗末なものと思いますが、
当時は自信満々で、
アメリカのビルダーに自分の腕を見てもらうんだと、
意気込んでもっていったものです。
この自転車をもって、グレイハウンドという、
アメリカのほとんどの街を結ぶ路線がある、
バスを利用して、大陸を横断しました。
もう、十数年前のことですが、
この写真見ると、当時の事が、
結構鮮明に思い出せます、不思議ですね。

こんな感じで、思いついたものを
ポチポチ、と続けてみたいと思ってます。