職人マツナガ通信

8月19日

朝晩に(朝は遅いのでわからない?)
秋の虫が鳴き出し、
すこしずつ2002年の夏が終わっていきますね。
洗濯物が乾かないでいやだな、
曇天続きで気分がめいるな、
と思っていた梅雨が、
ある日突然あけて、
昨日とはうってかわった青空、
うだるような暑さ、蝉の鳴き声。
今年の夏は何をしようかと、
ワクワク思いをはせていたのに、
なにも(?)しないでおわりそうです。
でも、とりあえず冷やし中華たべたし、
スイカ食べたし、
田圃の風に吹かれてビールのんだし、
大汗かいて自転車乗ったし、
つくば一年目の夏としてはこんなもんですか。

アメリカ放浪記
アメリカのフレームビルダーにあって、
シゴトぶり見て、
いちばんちがうなと思ったのは、
完全自家製産なのですね。
僕らは通常、塗装は外注におねがいするのですが、
彼は自分のところでやってました。
なんとメッキ加工まで!
写真はエンドメッキをかけているところです。
そのほか、フレーム製作に必要な、
補強板と小物るいも自分でつくってました。
これ、まわりにそういう関連業種がなかったからとおもいますが。
(まわりはトウモロコシ畑)
これみて、さすが、パイオニアの精神が流れる国のヒトビトだな、
と感心した思い出があります。
ないものは、自分でつくってしまえばいい。
でも、これ、ボクが日本でフレーム作りを勉強させてもらった、
アマンダスポーツの千葉洋三氏の考えそのものなのです。
こんな事を考えると、ボクは日本で勉強していたときに、
すでにアメリカにあるものも勉強していたんですね。
でも、ほんの少しみたただけで、
判断してしまうのは全くの見当違いの部分もあるとおもいますが。
こんな感じで2週間位通いましたかね、
せっせと自転車で。