職人マツナガ通信

5月12日

アサダ監督からウレシイ報告がありました。
今期一勝だそうです。
画像はショボちゃん日記にでているのでご覧下さい。
 
怪人福島コ~ジくんからレポートが届いた。
相変わらず強引なマイウェイを突っ走っているようだ。
今期、ボクの中で彼をプロと認めて、
ホンの少しだけどスポンサードする契約を結んだ。
だから、しっかりとプロとしてのシゴトしてほしい。
こちらも、契約書に基づき彼のフレームをつくらなけばならない。
材料をそろえるため、
オーダーシートをとりだしてみて、
改めてオドロキ。
彼が調子いいといって乗っている今のもの、
ものすごい剛性のあるカーボンフレームにつくっていた。
彼の馬力からすると、彼が好むのも納得。
世の中にこんな剛性のカーボンフレームはまず無いと思うので。
これだけの剛性のあるフレームを乗りこなせる日本の選手もそうそういないと思う。
来月全日本選手権参加のために帰ってくる。
その有り余る馬力を、
是非とも無駄遣いしないで、爆発させてほしいものだ。
 
 
アサダ監督通信
 
TEAM BRIDGESTONE ANCHOR ROAD TEAM
RACING REPORT FROM EUROPE
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発信者 浅田 顕
 
今季初勝利は水谷!
攻撃を重ねた4日間
 
大会名:TOUR DE LA MANCHE
クラス:2.6
日時:5月8日~11日(計5ステージ)
場所:フランス・ノルマンディ地方
チームメンバー:福島晋一 水谷壮宏 田代恭崇 鈴木太地 井上和郎
参加チーム:クレディアグリコール・エスポワール、ラボバンクTT3など、TT-Ⅲ8チームとフランスのクラブチーム計16チーム
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今回の目標は複数のステージ優勝。福島、田代、水谷をメインに、攻めるレースをすることを前提に走った。
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第1ステージ185㎞
1位 ヤン・ブイロン(フランス警察チーム)4:27:19
・・・12位福島+19秒、46位水谷、70位田代、86位鈴木(パンクにて大きく後退)、井上は途中棄権
チームは中盤に出来た9名の逃げグループに誰も送れず、ラスト40㎞から乗り遅れ組みのチームで集団のペースアップをするが、わずかに届かず19秒遅れで福島がゴール。全体的にチームはよく攻撃をしたが、周囲のマークがきつく、タイミングをはずし今日は失敗に終わった。
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今季初優勝は水谷!
第2ステージ 166㎞
1位 水谷壮宏(アンカー)3:52:38
2位 ミカエル・コリンス(イギリス)同タイム
・・・福島、田代、鈴木は集団ゴール
レースは前半から福島が大暴れ。後半にもラスト30㎞から単独で1分近く集団をリードするが、ゴール10㎞で捕まる。ゴールでは力を温存していた水谷が2位を10m離して快勝し、シーズンインから50日、チームに今期初勝利をもたらした。
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第3ステージ 個人TT12㎞
1位 ジェレミー・マルテンス(南アフリカ・HSBC)18:14:07
・・・13位福島+1:12、20位田代+1:28、36位水谷+1:56、79位鈴木+3:12
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第4ステージ 100㎞
1位 キリアン・パトゥール(クレディアグリコル)2:24:13
・・・3位 田代恭崇+4秒
水谷、福島、鈴木は集団ゴール
今日の主役田代が動き、スタートから10名の逃げを成功させた。後続集団はゴール10㎞で30秒まで迫るが、そこからさらに田代のアタックで先頭は3名に絞られた。しかしゴールでは、相手(2位の選手)の悪質な押圧でスプリント勝負を逃し3位に終わる。
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第5ステージ 177㎞
1位 ロマン・マリー(フランス警察チーム)4:10:34
・・・田代、福島、鈴木は集団ゴール
 
今日は福島を勝たせることに専念した。総合リーダーチームのコントロールにより、ゴール30kmまでチームは力を温存出来た。しかしそこからの攻撃で集団を壊し、福島を抜け出させることが出来なかった。
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個人総合成績
1位ベンジャマン・レヴェコ(フランス)15:14:09
・・・14位福島+1:16、19位田代+1.44、36位水谷+3:44、71位鈴木+38:55
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コメント
今回はとにかくステージ優勝を狙い攻撃をした。ナマの走りを見せられないのが残念なほどよく動いた。レースを重ねるごとに調子が上がっている。
 
 
次回のレース
5月14日~18日 ツール・ド・マドリード(2.6)
 
お知らせ
残念ですがツアーオブJAPANが中止になりました。
チームは引き続き欧州でレースを続けます。