職人マツナガ通信

10月26日 マヴィックの新型シールパッキン

プロジェクトMを駆るブルライダーのNさんから、
ホィールのグリスアップ作業のご依頼です。
ホィールは、マヴィックコスミックSLR40.
最近のマヴィックホィールのハブは、インスタントドライブ360(ID360)という、
ベアリングの与圧を自動で調整する「QRM オート」というシステムが採用されている。
これ機構的にはいいのですが、防水性がちと弱い。
発売当初から、当店のお客様もフリーボディ内部に水が入ってしまい、
内部がサビサビになってしまうという症例がありました。
何度もマヴィックジャパンに、なんとかならいの、とといあわせていました。
ようやくここへきて、新しいシールパッキンが発売されました。
若干直径がおおきくなり、はめあわせがきつくなり、防水性がアップしたとのことです。
今回グルリスアップでご依頼のNさん、ブルべライダーということで、
使用状況は過酷なのでこのシールパッキンに交換することをおすすめしました。
ハブ内部に水がはいってしまい、内部をサビさせてしまうと、
パーツの交換工賃が結構バカになりません。
マヴィックホィールお使いのお客様、
ハブグリスアップ時にこの新型シールパッキンに交換するのをおすすめします。