職人マツナガ通信

2月2日 オルカゴールド Di2化!

今使っている10スピードのマシンを、
12スピードDi2化へバージョンアップ作業開始です!
お預かりしてから、ずっとどうやってDi2ケーブルを内蔵するかを考えています。
まずは、一番重要なBB内部の形状を確認します。
バイクをばらしてみると、BBはノーマルのねじ切りタイプでしたが。
あちゃ、このBBの形式は、ボクが圧入タイプのBBを、
っといことは、オリジナルのアルミの筒に、さらにアタッチメントの筒がかぶさっている二重構造なんですね。
ん~、こりゃ、穴をあけるのはやっかいだな。
アタッチメントを接着する前のオリジナルの画像をさがしましたが見つかりませんでした。
さらにダウンチューブ横についている、シフトアウターストッパーが形状が独特で、
端面を平らにして穴をあけるという加工は無理そう。
そうして、チェーンステー裏。リア変速ケーブルのとりまわしも、
独特でケーブルは最後にリアエンド内の穴をとおってリアディラーにつくようになっている。
今回なにもかもが初めての形状。
ふ~、さてどうするか。
Kさんは、無理ならDi2ケーブルは外も回しでもいいですよ、とは言ってくれているも。
ここは職人魂、なんとか、スッキリ、クッキリ、内蔵化させたい。
考える、考える、考える。