職人マツナガ通信

4月15日

ラグパート削りだし。
カーボンチューブを差し込むためのラグパートの製作です。
元管を勢揃いさせます。
鋼材はニッポンのカイセイブランドのニッケルクロームモリブデン鋼です。
クロームモリブデン鋼より、溶接に寄る熱劣化が少なく、引っ張り強さもつよい溶接構造に適してた合金鋼です。
今回のオーナー、Nさんの体型、用途を考慮して肉厚は0.75mmにしました。
工作機械の旋盤をつかって0.75mmまで肉厚をそぎ落としていきます。
0.75mmというのは一番応力のかかるとろこで、
応力のかからないところは0.7mmで削りだしします。
人によっては0.6mmまで削り落とす時もあります。