職人マツナガ通信

8月1日

高校生のための楽しい工学システム体験セミナー。
筑波大学で”最先端スポーツ材料について学ぼう”
をテーマにこの夏休みに高校生向けのセミナーが行われました。
このセミナーの工学系のM先生が御来店され今年も盛況のうちに終了されたとの報告をいただきました。
SBTMは使用する教材(自転車部品ですが)で少しお手伝いをさせていただきました。

セミナーのメインイベントは、”ホィールを組み” で参加の高校生がグループになり、

SBTMで仮組までされたホィールを、振れとり台を使ってしあげていくということでした。
M先生曰く、自転車のホィールは工学系で勉強する基礎になることのいろいろな要素が入っていてとても良い教材といことです。
昨年も行われ、その時は前輪ということで、参加の皆さん思いの外しっかり組めたそうです。
今年は少し難易度をあげてということで、後輪を仮組してお渡ししました。
後輪は、おちょこ組する必要があり(フリー側と非フリー側のスポークの長さも違い、張る力も変わってきます)、
参加の皆さん苦戦して、成功グループは昨年よりすくなったそうです。
それでも参加の高校生は、なぜスポークの長さが違うのか、張力がちがうのか悪戦苦闘しつつグループ内で侃々諤々してとても楽しく学べたそうです。
座学だけではない、こうして手を動かして学ぶ事って、夏休みならではのとてもいい経験と思います。