SRM。
SRM(サンデーライドミィーテング)で走ってきました。
予定では、少しきつい坂を登りましょうかと予告しておいたのですが、
みなさんの、ノーという、うれしい(?)リアクションにより登りませんでした。
今夏の猛暑にしては、久しぶりに涼しい風が吹いていて気持ちよかったです。
一緒に走っていたプロジェクトMを駆るSさん、
休憩時 ”リヤのギャがなにか音がするんだけど” というご質問。
レストアを仕上げてのお渡しライドなので、おかしいなと内容をよくよく聞いてみると。
特定のギャで鳴り、強く踏んでいるとガクッとくるという。
レストアでチェーンを替えているので、
これはスプロケットとチェーンが滑っているのだなと考えて、
何キロ乗りました? きいてみると。
なんと、1万5千キロ!
この間チェーンは交換しているが、スプロケットは交換してないとのこと。
これで原因は明らかですね。
チェーンとスプロケットは、お互いに摩耗しあいながらつかわれています。
なのでお互いが同じ形状で減っていく分には、
少々減っていようとギャにチェーンが引っかかってくれます。
が、お互いにかなり摩耗した状態で、スプロケット又はチェーンのどちらかを交換すると、
かみ合っていた形状が変わってしまい、ギャにチェーンが引っかからなくなり、
結果、トルクをかけて踏んだとき歯飛びをおこしてしまいます。
ここまで使い込むには相当乗り込まないと起こらない現象ですが。
ぼくは、これ、中学生くらいのとに自分で経験していることなので、
こういう症状をみてもすぐに納得できるのですが、
なかなかわかりにくいことですよね。
もちろん同じ理由で、フロントギャがはとびすることもありますので、
距離を乗られている方ご注意を。