職人マツナガ通信

11月1日

翼断面ブリッヂ。
治具上で70%ほどロー付け(溶接)できたら、
一度治具からはずして、治具上ではまわしきれなかったロー付けをします。
メインパートのロー付けを全て終了して、
問題の下ブリッヂをつけるかつけないかを決めるために、
バックの剛性感を手で押して確かめてみました。
これは、自分が作ってきたすべてのフレームでやってきていることなので、
この感覚で有る程度の剛性感はつかめます。
体重65kgのSさんいは、ちょっとやわい感が。
Sさんのブリッヂなしのご要望の理由は泥詰まりをしないため。
ブリッヂをつけないと、泥詰まりはしないけれど、
剛性の低い分踏んだ分に対してすすみにくくなる。
泥詰まりと剛性、天秤にかけてると、
やはり剛性があったほうがよい。
ということで、泥が落ちやすい形状のブリッヂをつけることをご提案。
大昔にはやった、エアロフレームの材料がまだ少し残っていて、
翼断面状のシートステー材がバッチリ適合。
これをつけることにしました。
これで泥詰まりと剛性、折衷できたかな。