職人マツナガ通信

3月7日

接着です。
ロー付け(溶接)作業のすべて終わったラグパートを、
接着の下処理をします。
接着部分をまずは希硫酸で洗い、バーナー作業でできた酸化膜をとりのぞきます。
酸洗いができたら、カーボンチューブのとの接合面を、
ペーパーヤスリの端子をリューターにとりつけ、
表面を一皮削り落とし、接着面をピカピカにします。
これを接着部全てに行います。
ラグパートの下処理がおわったら、
カーボンチューブの寸法合わせになります。
まずは、図面に書いてある計算上の長さにでカットします。
それを実際にラグにはめて、治具にのせて微調整していきます。
セットした状態で、ほんの少しガタ有る状態にしていきます。
こうして、ダウン、トップ、シート各チューブ寸法がでたら、
ボトルケージ台座用の下穴をあけて、カーボンチューブの準備終了となります。