職人マツナガ通信

3月12日

お見舞いありがとうございます。
東北地方太平洋沖地震に関しての、お見舞いありがとうございます。
幸いにもSBTMにおいては、この規模の災害にしては、
とても少ない被害で済んでおります。
ただ他の被害を見る限り、とても喜べるような状態ではありません。
被災者ではあるのですが、心よりお見舞い申し上げます。

ボクの体験です。
11日3時少し前、完成車の組み上げ最終で、ホィールのIDナンバーをチェックしていた時、揺れを感じました。
いつもの地震かなと、作業を続けていたら、
揺れはやまず、どんどん大きくなってきました。
危険を感じたので、スタッフに声をかけて店舗外へ非難しました。
生まれて初めて体験した揺れでした。
その後断続的に揺れは続き、停電に。
店内の展示バイクは倒れ、一部の商品が陳列棚から落ち、
カウンターのパソコンも落ちました。
電話も携帯も全く通じず、私を含めて家族への連絡ができませんでした。
店舗前の交差点の信号は完全に昨日せず、無法状態の渋滞に。
とりあえず、余震にそなえて、倒れそうなバイクを横並べにしたり、
落ちそうな物を床に置くなど、店舗内の整理。
日が陰りだしても電気の復旧はしそうにないので、
暗くなってしまったらなにもできないので、とりあえず解散。
携帯は相変わらずつながらないのですが、
カミさんからメールが届き、無事を確認。
家路もまだ、信号が機能していなく、とても危険でした。
帰り道、ところどころやっているガソリンスタンドは大渋滞、
一部を除いて街のほとんどが停電なので、何処も真っ暗でした。
家についてみると、家族は車の中で駐車場にいて、
屋根の瓦は落ち、家の中は滅茶苦茶になってました。
当然、停電、断水状態。
余震が続いていたので、今夜は車の中で寝ることに。
唯一の救いは、街が真っ暗になっているので、
いつもよりも星がよく見えました。