カタチになります。
設定おおわった治具に、
ラグパートをのせてロー付け(溶接)をしてフレームのカタチにしていきます。
一番自転車をつくっている絵図らですね。
シート、ダウン、チェーンステーを取り付けていき、トップチューブです。
Yさんのリクエストで、地面と平行のホリゾンタルにというのをなんとか具現化してあげたいので、
計算した数字では調整できない、現物合わせの部分でチャレンジ。
シートチューブ長さを10mm上げると、かなりホリゾンタルに近くなりそうなのですが、
そうすると、シートピラーの出方が短くなり、ちょっと見た目のバランスが悪くなる。
ボク的には、多少スロープしてもピラーがでた方が、カッコいいので図面通りの行きたいと思いましたが、
念のため、Yさんに電話をして確認をしてみました。
この辺りのお好みは千差万別、ピラーはでなくてもホリゾンタルのほうが良いという場合もあり得ますので。
ご相談の結果、図面通りで行くことに。
ということで、自転車のカタチになりました。
本日粋な計らいの連絡をいただきました。
ある完成車メーカーの方から、
今回の震災への義捐金として、
先月分の当店の買付金額は支払い不要というお申し出でした。
被災者ではありますが、
他の被災地にくらべれば、無きに等しいような被害でしたので、
お申し出をお受けするのは憚れましたが、
お気持ちがとてもうれしいので、素直にお受けさせて頂きました。
状況は未だ収束には向かわず、キリキリした日々が続いているのですが、
そんな中、気持ちに日が差すような思いをさせて頂きました。
ありがとうございました。
ショップの前のラーメンやさんに張り紙がしてありました。
”この震災により、従業員7名が帰国をしていましい、人手不足で・・・・・・・・”
というよな内容でした。
TVのニュースではみていましたが、
身近で体験すると、自分が本当に歴史に残る災害の渦中にいるのだなということを改めて実感します。