職人マツナガ通信

イタリア就職記 (21)

P工房は、まず社長のP氏、一番職人、二番職人、見習い、事務にP氏の娘という5人構成でした。
P氏はすでに製作そのものはせずに設計・デザインを主にやっていました。
P氏の思いを忠実に表現していくのが一番職人のGさんでした。

P工房は小さいですが、当時の有名選手の(イノーやキャプーチ)フレームをOEMで製作していました。
ですから、製作はP工房でも、フレームのマーキングは各選手のスポンサーだったりで、あまり表にはでてこないこないので、知名度はイタリアでもあまりなかったようです。
工房は、4名の規模としてはかなり広かったです。