職人マツナガ通信

イタリア就職記 (33)

イタリアの人はホントにコーヒーが好きでした。
それも、エスプレッソからカップチーノ、それ以外はコーヒーでないという感じでした。

P工房にも、エスプレッソマシーンがあり、(ボクが訪れた会社クラスのところには必ずありました)社員は自由に飲んでました。
でも、この飲み方がすごかった。
エスプレッソですから、量はホントに少ないんですがかなり濃いのです。
ボクなどはこの濃いのは一日一杯と決めるくらい濃かったです。
P氏や同僚はそれに、砂糖を山盛りいれるんですよね。
そして飲み干した後にのこった砂糖をスプーンですくって、おいしそうになめる。

P氏だけかと思っていたら、かなりのイタリアの人が同じ事をやってました。
ちょっと、疑問に思ったのは、こんなに甘くしてコーヒーの味ってわかるんだろうか?ということ。
そのくせ一度ドイツへ車で仕事に出掛けた時、ドイツのコーヒーはまずい、早く帰ってイタリアのコーヒーを飲みたい、とかなり苛立っていたことがありました。

ちなみに、P氏が日本へ来た時、日本の缶コーヒーをいたく気に入っていました。