職人マツナガ通信

7月4日

とばします、製作シゴト。
ちょっと、というより大部詰まってしまっているので、
一日の工程数をいつもより多くこなさなければならないので、
集中力をとぎらさないように、ザバスのBCAAをのんでスタート。
まずはラグの製作から。
今回は80kgオーバーウェイトのライダーなので、
ラグの肉厚は、0.9mmと0.8mmのミックスで製作。
応力のかかるところと比較的かからないところと使い分けをします。
通常なら一日の工程はこれでおしまいなのですが、今日さらにつぎへ。
ムッフッフ、ボクもやるときはやるのだ。
出来たラグを治具にのせて、ロー付け(溶接)して自転車のカタチにしていきます。
今回はカーボンバック+クロモリチェーンステー仕様ということなのですが、
カーボンバックは今までにない
ラグとカーボンチューブとの間に段差がでない工法のもの。
はじめての作業となるので、
慎重に現物あわせをしながらセットしてははずし、加工してはセットしての繰り返し
を続けます。
こういう初めての作業は、ある程度は想定してすすめているのですが、
なにが起こるかわからないので、
しっかりカタチになるまでは、薄氷を踏む思いでヒヤヒヤものなのです。
いつもより時間はかかりましたが、
スマートにつくることが出来ました。
今回のフレームの最大の山場だったので、うまくいって、ホッ。
久し振りに、一日の大半を製作シゴトで費やしました。
しかし、こちらにシゴトを振るとあちらのシゴトが滞るので、
どこでしわ寄せをとるかが問題だ~。
一日24時間といわないが20時間くらいシゴトができる体力が欲しい~。

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