職人マツナガ通信

7月6日

Hさんフレーム最終仕上げです。
カーボン粉粉のまっくろくろすけになってやってます。
Hさんのカラーリングリクエストはオールクリア、シースルーですね。
生地がスケスケにみえてしまうので通常の塗りより手間がかかります。
今日一日では終わりませんでした。
ここのところクリアが人気で何台か続いています。
アルミのように均一に光沢がでるわけではないので、
製作者としてはあまりおすすめではないのですが、
こればっかりは好みなのでオーナーがよければすべてよしです。

今日もシゴトをはじめて、フッと時計をみると、なんと7時30分、閉店まで30
分、なんてこった。
スタッフヨシダが、集中してシゴトをしていると時間がたつのがはやいですよね。
時間が足りないのは困るけれど、
あ~、まだあと何時間シゴトしなきゃだめなんだ~、
と思うよりは数段シアワセだねというのがスタッフみんなの意見。
たしかに無我夢中になれるのはシアワセな事なんでしょう。
この無我夢中になるのも段階があって、
最初はだれでも無我夢中なれるとおもいますが、
だんだん慣れてくると楽しかったはずのこともときめかなくなってしまう。
ボクはこの業界もう20数年たちますが、未だに無我夢中になれるのは、
向上心のおかげかなと考えてます。
いまでもこの作業はもう少し工夫して早くできないか、上手にできなかとあれこれ考
えながらやってます。
製作シゴト以外の事務シゴトでも一緒で、
もっとたくさんの事を短時間で処理できなる工夫はないかと常に考えてます。
こんな感じでシゴトしていると興味はつきないですね。
しかし、まあ、この合理化もあまり行き過ぎると精神衛生上あまりよくないようで
す、たまには無駄がないと。
その辺り自分はぶきっちょのようで時々自爆します。
以前読んだSF小説で、合理化をしすぎて最後は自分も消去してしまうというはなし
がありましたっけ。


フジやん通信 更新
自転車の異音は難しい。
http://www.sbtm.jp/advisory/top.htm