職人マツナガ通信

11月30日

プロジェクトMのNさん、作業開始です。
まずはチェーンステー作りから。
チェーンステー材は、22.2Φの0.7mmでいきます。
このチェーンステー材の先に、エンドを差し込む割を,フライス盤でいれます。
チェーステー材は、テーパー状になっています。
剛性をだしたいときは、このテーパー状の太い部分を多めにつかったりして、剛性感を調整します。
今回は、そのまま、先端の一番細いところに割をいれます。
割が入ったら、リアディレラーがつく右側の先端をつぶします。
これは、スプロケットの歯が当たらないようようにするためです。
どうやってつぶすかというと、つぶす範囲をバーナーで真っ赤に暖めて、
ハンマーで半面を叩いてつぶします。
刀鍛冶職人が、刀を熱してたたいているようなイメージじです。
こうやっって、半面つぶせたら、酸洗いをして、ヤスリで成形をします。
そのあと、治具にセットしてエンドをロー付けします。
とりあえず、チェーステーとエンドがつきました。

201712195816.jpg201712195829.jpg201712195844.jpg17113020171219593.jpg