職人マツナガ通信

12月7日

NさんのプロジェクトMです。
旋盤作業でラグパートの肉厚、長さがカットできたので、
お次はフライス盤で、突き合わせをあわせるためのザグリ作業です。
フライス盤には、チューブ径と同じ刃物をつけて、
図面の角度にフライス盤の万力をあわせてカットしていきます。
ダウンのヘッドチューブ側は59°59′、トップチューブのシート側は74°というふうに。
カーボンチューブが差し込まれるラグ部分がおわったら、
シートステーの剣先も集合ステー用にザグリます。
こういう下ごしらえ作業をしていると、
機械のありがたみが身にしみます。
もし、これが旋盤、フライス盤なしでやったとしたら・・・・・・。
後残りの下ごしらえは、BBとヘッドチューブですね。

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