職人マツナガ通信

4月13日

神奈川の横須賀から、わざわざ御来店頂けるTさん、
本日もステム交換、トップキャップネジ交換で御来店です。
Tさん、カラーリングにこだわられる方で、
ステムも、ブラックの色合いの違うものを三本ご注文されて、
その中から一番いいものを選ぶという、こだわりよう。
ステムのトップキャップネジも、オレンジ色のトップキャップにあわせて、
オレンジとブルーの二種類をご注文。
そうやって選んだブルーのトップキャップネジ、
なんと頭の径が大きすぎて、トップキャップに収まらない、あらら・・・・・・。
計測してみると、0.4mm位ネジの頭の径が大きい。
折角ご遠方から規定頂いているので、
0.4mm位なら、強度に全然問題ないので旋盤でネジの頭を削ることをご提案。
削った面もトップキャップに沈んでしまうためみえません。
ということで作業をしました。
こういう作業も、フレーム製作をしているショップの強みですね。
Tさんと話していると、最近のダイレクトマウントブレーキ台座とディスクブレーキ台座、
両方付いているコンパーチブルのフレームの話題になった。
Tさん、「これ両方ブレーキをとりつけられるのですかね?」
と言うご質問。
ん・・・・・・。
ダイレクトマウントとディスク、両方いっぺんに使うという考えは全くなかったので、
ちょっと面食らってしまいました。
たしかに、使おうと思えばそういう使い方もできますね。
なかなかおもしろい発想と思いました。
もう何十年も自転車業界にいる自分は、
アタマはこりかたまってしまっている。
こういう発想が必要なんでしょうね。
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