職人マツナガ通信

12月1日

さて、接着作業の開始です。
まずは出来上がったラグパート、カーボンチューブとオールキャスト勢揃いさせま
す。
チューブの肉厚、使っている炭素繊維の種類をしっかり確認をして作業へと突入しま
す。
接着作業で大事なのは下処理で、ラグ部の接着部、チューブの接着部を、
接着剤がつきやすいようにあらし作業というのをやります、これ重要です。
接着のはめあいは0.2mmがメーカー指定の隙間です。
あまりピッチリ過ぎても接着剤が介在できないのでその辺りは加工で調整します。
カーボンチューブは繊維をまいてつくるのでなかなか鉄のような精度ではチューブに
はなりにくいんですね。
ただし、ボクが使っているメインのチューブはニッポンの職人さんがハンドメイドで
つくっているものなので、
おそらくこの手のチューブの中ではピカイチと思います。
こんな感じで長さ、はめあい、すべてを手で感じながらカーボンチューブの長さをあ
わせていき下ごしらえ終わり。
次は接着剤塗布作業です。

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