職人マツナガ通信

2月16日

昨日の続き、小松ちゃん騒動は続く。
あの手この手をつかいなんとか問屋さんに無理を頼んでリクエストの95%は達成、
ホッ。
しかし、現物の最終引き渡しがなんと出発の前日という超ギリギリ綱渡り冷や汗タラ
リもの。
たのむぜ問屋さん、小松ちゃん、間に合わなくなってスプロケット何十個なんてうち
では在庫できないからね!

昨日から小松ちゃん騒動の事をかいていますが他にもちゃんとおシゴトしていますの
で悪しからず。
毎年この時期、島根のHさんからバイクのレストアを依頼されます。
SBTMの技術を信用していただき宅配でバイクのやりとりをやりここ数年おつき合
いさせていただいています。
レストアは、消耗品を交換調整してバイクが本来もっている性能を100%引き出さ
せるのが一番の目的ですが、
ボクはただ単に機能をあげるだけの作業に終わらないよう気をつけてます。
オーナーの好みを作業に必ずとりいれるように心がけます。
バーテープの巻き方、ワイヤーの長さなど最初に装着されていたとおりのままがいい
のが、
もしくはボクの判断で別のやり方にかえてしまっていいのか。
ワイヤーの取り回しなど、ボクからは不自然に思えるようなものでも、ちゃんとそう
している理由などがある場合があります。
いつも作業をしながら、このオーナーはここはきっと気にするだろうなと思うような
ところは、本来必要ない作業でもやったりします。
こうして手渡したバイク、普段見えないようなところも好み通りになっているのを
オーナーがフと気づいてくてれて、
おー、わかってくれてるな、と思ってもらえるのが作業の楽しみでもあります。
さて、Hさん今回も気にってもられるでしょうか。