職人マツナガ通信

3月20日

K玉さんフレーム、いよいよクライマックスです。
本日ボトル台座を接着、ラグの隙間うめ、仕上げとなります。
仕上げ作業も、カーボン粉まみれになりますので、一気にやってしまいたい作業で
す。
はじめてから4時間くらい、ほとんどノンストップ、手を休めることなくヤスリと
ペーパーサンドでピカピカに仕上げました。
やりながらこゆいうな単調な作業を苦痛もなく4時間も続けらるというのは集中力と
いうんだろうか、
または性格的なことでやれることなんだろうか、
もしそうだとすると、やはりこのシゴトは自分には適性があったんだろうか、などと
考えました。
エキップアサダの浅田監督が現役時代、
春先のLSD(ロングスローディスタンス)トレーニングという速からずまた遅から
ずの一定の速度で、
延々8時間とか走り続けることを何日かおきに続けていました。
速く走れるところをスピードを上げずに走るというのも結構苦痛なものです。
こういう単調なトレーニングを続けさせるモチベーションというのは、
性格よりもその後の目的を達成させようという意識だとおもいます。
浅田監督辛そうでした、途中であんまん食べるとか、おみやげにサザエかってかえる
とか、ないか必ず自分にニンジンぶら下げてやってましたから。
ボクも結構せっかちなほうなので、仕上げ作業ができるのは性格よりも、
その後の目的意識がまさっているような気がします。
目的のために、あえてスピードを落として淡々とこなしていく、あまり楽しくはない
ですが、
その目的を達成させよういう意識があれば性格にはあまり関係なく出来るんでしょう
ね。

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