職人マツナガ通信

6月7日

フレーム修理です。
落車でカーボンフレームのトップチューブ下を割ってしまったTさんのフレーム修理です。
まずは、破損箇所をよくチェックして、そのまわりの塗装をはがします。
きれいにはがせたら、よく脱脂をして、カーボンシートを積層していきます。
カーボンシートは、アマンダスポーツの千葉さんから頂いた、弾性率40Tのシートを使います。
オリジナルのカーボンより、きっと強いカーボンですね。
積層用の接着剤をつかって、このカーボンシートに接着剤をよく含浸させます。
そうしたら、破損箇所に積層していきます。
積層がおわったら、ここでバキュームといきたいのですが、真空ポンプがないので、熱収縮テープを使います。
この手の作業が多くなってきたら、真空ポンプが必要ですね。
積層したカーボンシートの上から熱収縮テープを巻いたら、
ある程度加熱してテープを収縮させ,よぶんな接着剤をとりのぞきます。
後は硬化をまって、仕上げですね。

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