職人マツナガ通信

3月12日

内蔵。
最近のフレームは、かなりの頻度でケーブル内蔵タイプになってました。
この内蔵のやり方には、ルールはなく、各メーカーやりたい放題やっています。
まあ、設計する方は、できるだけ取り扱いやすく、コストをかけずに、とやっているとは思うのですが。
中には、どう考えても、ケーブル交換時、どうするんだ? と思うような通し方もあります。
本日もシクロクロスバイクの組み立て時、?が・・・・・。
シフトケーブル内蔵なのですが、ダウンチューブに二つ穴が空いているのですが、
一つはそのままアウターケーブルがずんずん入ってします。
もう一つは、入り口で止まってしまう。
結局訳がわからずメーカーに問い合わせたところ、リアはフルアウターで、フロントはインナーケーブルのみという内奥タイプに。
さらに、通常の右側はリア、左側がフロントという向きではなく、ケーブルが逆になる仕様とのこと!
そう教わってケーブルを通してみるが、通らない!
まさかと思い、BB裏をみると、ネジがついているではないか!
そのネジを外すと蓋がとれて、各ケーブルが出てくる仕組みでした・・・・・。
これ、ケーブル交換時また、迷うでしょうね。
どのフレームが、チューブの内側にガイドがついているか、または、タダのバカ穴か、などといちいち覚えていられません!
内蔵タイプのケーブル交換作業は要注意ですね。
 
今日の夜風呂に入りながら、5年前の今頃は、車の中ですごしていたな、と思い返しました。