職人マツナガ通信

1月31日

藤下さんの情熱でサイクリング向けのアイベックスウェアが入荷して参りました。
どれくらいいいものかはフジやん通信(http://www.sbtm.jp/advisory/top.htm)を
ご覧になってください。
どれも創業者二人がバックカントリーでの体験をもとにつくられているんだなと感じ
させてくれるウェアとなっています。
創業者の真に機能的なアウトドアウェアが欲しいというコンセプトが末端まで伝わっ
ているブランドではないでしょうか。
手間がかかるものだけに製産数が少ないのが残念ですが。
でもこうやって創業者の意志が末端まで伝わっていくというのは規模的に物理的限界
があるような気がします。
作り手としては、まずいいものをつくりたい。
いいものができたらできるだけ買いやすい価格で多くの人につかっていただきたいの
で製作の効率化を考える。
製作の効率化をするための外部へ委託する。
販売数が大きくなってくるとさらに大きくしようとする。
販売数をおおくしようとすると市場競争しなければならないので製造コストから決ま
る価格ではなく、市場できまる販売
価格が優先になる。
販売価格が決まってしまうと、それにあわせて製造コストをあわせなければならなく
なる。
結果、スタートしたときのコンセプトはいいのに商品は違ったものができてしまう。
いいものをつくったので大きくなれたのか、大きくしようと思って売れる商品をつ
くったのか。
どちらも必要と思いますがバランス難しいんでしょうね、大きい会社では。
アイベックスがどれほどの会社かはしりませんが、いいバランスでお仕事できている
ようです。
デザインも落ち着いていて大人向けです。
一度買われた人はほぼリピートされてます。
この商品もSBTMならではのものと思います。
是非お試しを。