職人マツナガ通信

3月11日

栃木のK澤さんのフレーム設計です。
1台目と寸法は同じというご希望なので作業としても気持ち的にも楽です。
はじめてのバイクを設計するときは、可能な限りりの事象を想像して各数字をきめて
いきますので神経すりへらします。
ただしK澤さん同じといっても、フロントフォークが違いますので、もちろん改めて
計算をし直しながら、これで大丈夫かなということも再考しながら図面をつくりま
す。
パソコンの画面上に出た数字をよ~く確認出来たら、その数字を実際のオーダーシー
トに自分の手で書き込んでいきます。
オーダーシートのフレームの絵の上に数字をのせてういくとアタマの中に実際に乗っ
たときのハンドリングなどのイメージが湧きやすくなります。
パソコンの画面をそのままプリントすると時間の節約になるのですが、自分の場合こ
の手で書き込むというこがアタマの中にフレームのスペックをたたき込むという意味
で重要な作業です。
実際にパソコン画面上ではいいと思った数字が、書き込み段階でで、?と思い計算し
直しということもあります。
1台目のカーボンチューブのレベルも確認し、図面作業は終了です。