職人マツナガ通信

11月10日

ボトル台座接着です。
最終の接着作業です。
ラグとチューブの細かい隙間をパテ状の接着剤で1つ1つうめていきます。

昨日、競輪用タイヤブランドのソーヨーさんの営業の方が宣伝活動でご来店されました。

なんでもシームレスタイヤのロード版がいよいよ来春発売されるとのこと。
現物を見せてもらいました。
シームレスタイヤ。
チューブラータイヤなのですが縫い目が無いんですね、このタイヤ。
通常チューブラーは、チューブを包むようにタイヤカバーがまかれて突き合わせの部分が糸で縫われます。
しかしこのシームレスタイヤは、コードがチューブをクルクルまわりながつつみこんでつくられているそうです。
何がいいかというと、まんまるなんですね、断面が。
すべての方向にコードの張力が一定なのでとても乗り心地がよく、どこから力がかかっても同じように変形してくれるのでグリップもよくなるようです
いままで、競輪用としては販売されていましたが、ようやくロード専用設計のものがつくられたそうです。
日本でロードバイクタイヤというと、その歴史からどうしても海外物が幅をきかせていますが日本の技術はやはりすごいです。
クリンチャータイヤも、ようやくブリヂストンがやりはじめたし、タイヤ業界にも期待したいです。

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