職人マツナガ通信

6月15日

治具にのります。
Sさん、下ごしらえの終わったラグパートを治具にのせてフレームのカタチにしていきます。
まず治具のセットです。
図面の数字に、シートアングル、ヘッドアングル、ハンガー下がりなどをあわせていきます。
難しい仕事ではないのですが集中しないと間違えやすい仕事です。
ここでシートアングル30′(1度の半分)間違えてもその他の数字が微妙にくるってきてしまいます。
必要のない限り絶対おしゃべりや他の仕事をいれません。
二十年近くこの作業をしていますが、自分もヒトの子、それでも勘違いや作業中に電話や接客がはいり間違えることがあります。
でも必ず最後にチェック作業をいれて、危ういところで必ず間違いが発覚するようにしています。
ボクは自分をそれほど信用していないので、とにかくミスを出さないように二重、三重にチェック機構を設けます。
ヒトのやること、間違いは仕方がないが、やはりヒトのやること、次回は間違えないよう知恵をしぼる。
そんなことを延々と続けてきています。
おもしろいもので手際が速くなるとミスも少なくなるんですね。
でも注意しなければいけないのは速くやることと慌ててやることとは違うこと。
自分も慌てるとどうしもてミスをする確率が上がります。
どうしたら慌てないか、知恵絞ってます。

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