職人マツナガ通信

8圧6日

先日書いたRCS7のオーバーホール開始です。
アンカーの2004年モデル、アルミで、カーボンフォーク+カーボンシートステーモデルです。
最近では、めっきり見かけなくなったバックカーボンモデルですね。
なんで,このようなモデルができたかを考えると。
アルミがスポーツバイク用フレーム素材として、スタンダードになり始めた当初。
オールアルミでできたバイクだと、とてもじゃないけど振動が激しすぎて長く乗れない。
ということで、まずはフロントフォークがカーボン化。
そして、さらに乗り心地を良くしようと、シートステーもカーボン化となっていったと考えています。
今のようにモノコックカーボンフレームがまだ、それほど出回っていない世の中では、
このアルミカーボンバックフレームの需要が結構ありました。
しかし、今のような価格でオールカーボンバイクが世のでるようになってからは、
もう立ち位置がなくなってしまったようで、2018年モデルまで、
ピナレロのネオールがありましたが、2019年モデルでは、ついに姿を消しました。
カーボンバックよ、何処に、ですね。

このアンカー2008年に一度メンテナンスをしています。
その時ケーブルも交換をしているのですが。
さすがに十年も経つと、アウターケーブルに輪切り状にヒビがはいってきています。
これを放置すると、中からステンレスとのワイヤが飛び出してきて大変危険です。
こうなる前に交換をおすすめします。
しばらくケーブルを交換していない方は、確認をしてみてくだい。

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