職人マツナガ通信

6月3日

治具あわせ。
OさんのプロジェクトM、いよいよ治具にのります!
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まずは治具セットです。

図面のシートアングルやヘッドアングル、
BB下がりなどの数字を、
治具に移していきます。
治具はフレームの生みの親ですね。
この治具は、フレーム作りの神様といわれた梶原さんが設計、
製作したものです。
二十年以上前に中古で譲り受けたものです。
当時独立するにあたり、治具を探していたところ、
廃業をするというエバレストさんから譲り受けました。
エバレストさんといえば、日本の競技自転車の黎明期を作った一台ブランドです。
そんな由緒ある治具なのです。
治具がセットできたら、ヘッドチューブとBBをセットします。
それにダミーのシートチューブをセットして、治具上のトップチューブ寸法をとります。
この数字が、図面の数字と一致すれば、治具のセットはOKということになります。
ビッタリ! OKです。
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