職人マツナガ通信

10月6日

ビルトインバッテリー。
シマノDi2のバッテリー内蔵作業です。
最近のフレームは、フレームの中に内蔵できるような構造になっているものもあります。
今回のサーヴェロもそうなってました。
大抵のフレームの場合、こういう時の説明書はなし。
ということが多いのですが、今回のサーヴェロには、ささやかながらついてました。
しかし、簡単な画像と英語の説明分。
BBしたのフレームの穴から、筒状のバッテリーホルダーをいれて、
ダウンチューブ下にある、二つのネジ穴で止める、ということは理解できた。
しかし、図にあるように取り付けるには、バッテリーホルダーを支える物が皆無。
どうやって、つけるだ!
ネットで取り付け方をさがしみてるが、添付の説明書以外は見当たらず。
しかたがないので、その英語の説明分を翻訳してみると、わかった。
ホルダーに長めの5mmのアーレンキーを差し込んで、
それを持ってフレーム内にいれて、ネジ止めをして、アーレンキーを抜くということだ。
そういわれて、説明書の図を、もう一度眺めていると、そのようになっているようだ。
しかし、自転車稼業三十数年、こういう作業ははじめてだ!
いや~、よく考えたというか、もっと別の方法があったのではないか、という思いもします。
こういうアクロバティックな取り付けは、まだまだ他のメーカーにもあるのでしょうね。
しかし、スラムのeタップのように、無線が主流になるとこのような煩わしい作業もなくなりますね。

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