職人マツナガ通信

5月4日

さて、,昨日のもてぎのダメージを残しつつ、
本日も元気に営業です!
このゴールデンウィーク中にツアーに出るという、
プロジェクトMを駆るK女史より、SOSのご連絡。
変速の調子がわるく、近くの自転車屋さんでみてもらったら、
変速機がこわれていると、言われたとのこと。
とにかく、お持ち下さい、ということで、本日御来店。
K女子、埼玉に住んでおられるのですが、
大変忙しく、つくばへ持ってこられずに、近くの自転車屋さんにみてもらっていたとのこと。
まず、リア変速機は、10sの少し古い変速機を使い、
キャパシティ以上のスプロケット32Tをつけているので、
ロー側に入れると、プーリーとスプロケットが擦ってしまい音がする。
もともとBテンションボルトを加工して、変速機が立つようにしてあったのですが、
他店でチェーンを交換したときに、どうもそれがずれた模様。
とりあえず、音をもう少しなくするために、リアエンドのBテンションボルトが当たる部分にアルミ片を接着。
こうすることで、変速機が少し立ちます。
リアディレラーはこれで問題解消。
フロント変速機の動きがおかしい。
アウターには通常に動くのですが、インナーに落としたときに、
スローモーションをみているように、ゆっくり変速機が動いてインナーに落ちる。
ん~、何かな。
このような症状は、フロント変速機にボトルの入れてあったスポーツドリンクなどが、
落ちて付着して動きを鈍くしていることがあったので、フロント変速機を掃除する。
しかし、直らず。
フロント変速機からワイヤーを外して、動かしてみるも、どうもちゃんと動く。
してみると、STIレバーの中で、インナーワイヤーがほつれているか?
ケーブルを外してみると、レバー側についている、アウターケーブルとインナーケーブルの動きがすごく重い。
原因はこれだったのか。
っと、アウターケーブルを外してみると、ケーブルの端がばらけていた。
シマノの純正のケーブルを使っていれば、ここまではばらけないのですが・・・・・・・・。
アウターケーブルを交換して、動かしてみるとバッチリ動くようになりました。
これで、楽しいゴールデンウィークのツアーに行けると思います。
K女史、忙しくても何とか時間をつくって、バイクは当店にお持ち下さい。
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