職人マツナガ通信

3月15日

フロントフォークの芯取りをするの図。
めずらしく、クロモリフォークの芯取り作業が続きました。
どれも、クルマと接触してしまい、
センターがずれてしまったので、
矯正をしてほしいというおシゴト。
治具にのせて、ずれてしまった左右のエンドを、
モーメントバー(矯正棒)を使って、
強制的にセンターにもどすのです。
クロモリフォークですと、
アルミではできない、
こういう荒技が可能なのです。
リアエンドが曲がった時も鉄のエンドでしたら、
曲げ戻しがききます。
鉄って、落車がつきものの自転車には、
ホントうってつけの素材なんですね。

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