今年の5月に行われた全日本選手権を最後に引退した、
ブリヂストンアンカーの渋谷選手が、
引退後の仕事としてアンカーの販売営業マンとして来店しました。
ご本に曰く、一ヶ月なにもしなけばフツーのヒトですよ、だった。
2ヶ月位ホントに何もしなかったら体調がすぐれなくなったので、
最近は自転車通勤をはじめたらしい。
どのスポーツでもそうでしょうが、
引退後の仕事というのは大きな問題ですね。
アンカーの販売課というのは、
ほとんどが選手上がりのヒトなんですが、
みなさんよく頑張る。
どうやら、選手生活の苦しみに比べれば、
日常の仕事の方がいくらかましらしいです。
やはり選手をやめて営業マンとしてやっている岡田さん曰く、
あの練習やレースのプレッシャーがなくなったことで、
メチャクチャストレスがなくりましたよ。
よほど辛いんでしょうね。
フレーム製作は、お盆休みを前に急ピッチですすめてます。
今回フレームも、シートステー、チェーンステーまでカーボンのバージョン。
久しぶりにスローピングでない、
ノーマルホリゾンタルフレーム。
オーナーは昔ながらのダイアモンド設計の細いチューブコンストラクションがお好
み。
ボクの作るフレームは、
今風の極太チューブはつかわないでカーボンでできるので、
この辺りも人気の理由の一つのようです。
溶接で出来上がったラグにカーボンチューブを接着するのですが、
サイズチェックため、一度全てのチューブをさしてカタチしてから、
本接着にはいります。