職人マツナガ通信

8月13日

夏休み特集

イタリア就職記 (5)

行き先をイタリアに決めて、次は具体的にどこへどうあたるか。
この時点では、コネも何もないので、
アメリカへ行った時(http://www.sbtm.jp/Cgi-bin/diary/usa.cgi)と同じように、
自分のセールスレターをつくり、
工房へ求職のダイレクトメールという方法。
あまり大きすぎても仕事が分業化されすぎていてダメだし、
小さいと人を雇う余裕はないだろうから、
ちょうど良さそうな規模を雑誌からピックアップ。
まあ、最初の一軒目でずっと働ければラッキー、
まずはそんなことはないだろうから、
とりあえず最初の一軒目が決まれば、
それを足が掛かりにして、
また違う展開がひらけるだろうという考えていたので、
どうしてもこの工房で働きたいというところはなかったです。
こうして自分で調べたほかに、
たまたま知り合いだった雑誌社のFさんに、
イタリアの工房へ求職の手紙をだそうとおもうんですけど、
どこかいいとこありますか、
と尋ねたら、
それだったら、紹介できるところがあるかもしれない、
というお返事。
なんとラッキーなことか、
全くのダイレクトメールより、
紹介者が一人はいるだけで、なんぼか話がすすめやすいですから。
ここから、かなり具体的に話が進むことになっていきます。