職人マツナガ通信

8月18日

夏休み特集

イタリア就職記 (10)

ようやく目的地のホテルにつき、
本来ならばここでK氏と落ち合っているはずなのだが、
K氏未だ来ず。
まあ、このイタリア行きを決めた時点で、
一人でも目的は達成させるという心づもりだったので、
そう慌てはしませんでした。
寝ていたらいきなり電話が鳴り、
K氏かと思いきや、相手先のP氏からだった。
寝ぼけ眼で受け取ったのと慌てたので、
英語と中途半端に勉強していたイタリア語、フランス語が入り交じり、
訳分からず、呆れたP氏が、
おまえは何語で話したいんだ?と。
じゃあ、英語ということでようやく会話が成り立ち、
これからホテルに来るという。
なんてこった、K氏とは年末にセールスレターを渡してから、
一度も会っていなくて、
ここで綿密な打ち合わせをして、P氏と会う予定だったのに。
しばらくして、P氏登場。
P氏の最初の印象は、
物腰の柔らかい紳士という感じで、
無骨な職人さんというイメージはなかったです。
その分こちらもホッとして、話しやすかったのですが。