職人マツナガ通信

8月19日

オリンピックまっただ中ですね、
寝不足の日々が続いて人もいることでしょう。
ショボちゃん田代選手は(http://www.sbtm.jp/tashiro)、早くもアテネを後にし
て、
次のレースで頑張っているようです。
そのアテネのロードレースですが、
全く報道がないようで、
ボクの知っている限りのことをかきますね。
8月14日(土)アテネオリンピックロードレース
コースは全長224kmで、13kmの周回を17周する、激坂と石畳が2.5km
あるコース。
当日は快晴で、気温が40度もあったらしい。
午後12時45分スタートして、
暑さでスローペースでレースは進むが、
後半180kmを過ぎてから勝負が始まり、
ショボちゃん踏ん張ったが、
残り2周回の勝負が始まる所で集団から脱落し、57位でゴール。
あと二周、26km頑張れれば世界のトップの仲間に入れるのか、
26kmはたいしたことないのか、はたまたメチャクチャ難しいのか。
優勝は万全の態勢で臨んだイタリアチームのパルロ・ベッテーニ選手でした。
ボクの調べでは出走は144人で完走は75名でした。

イタリア就職記 (11)

結局この日は、K氏現れず、
ボクも雰囲気的に、まだ具体的な話をするのはまずいなと思ったので、
挨拶程度の会話をしてわかれました。
K氏は約束より一日遅れてアフリカから飛んできてくれたと記憶します。
K氏のくるまでの時間は、
とりあえず、P氏に持ってきたカーボンフレームを見せながら、
いろいろ自転車の話をしたり、
彼の工房をみせてもらっていました。
そうしておくれてきたK氏とは、
P氏の工房で落ち合い結局なにもうちあわせできないまま話しが進むことに。
ボクとK氏とP氏で彼の事務所で、
さていよいよ核心にせまるかと思っていたら、
なにやら、到着したばかりのK氏に、
「彼(ボクの事)は何し来たんだ」と聞いている。
????????。
何と、K氏はP氏にボクのことはまだ何も話していなかったのだ。
もう、こうなったら出たとこ勝負しかない、
こういう話は、言葉の問題もあり、まわりくどいいいかたでは真意がつたわらないの
で、
ずばり、
「ボクはあなたの工房で仕事がしたいのです」。
と今度は、P氏が「ギョ」という顔をした。
こんな感じで昼から始まった交渉は夜まで続き、
一緒に夕食をとったあといよいよ大詰めがきた。