職人マツナガ通信

2月4日

今日はツールドランカウェイ、第八ステージ、
コースもレース結果も最大の山場、
リーダージャージを守り続けてきたアンカーの福島コ~ジ選手が、
どれくらい戦えるのかみものです。
結果は、タシロくんのレースリポート(http://www.sbtm.jp/tashiro/index.htm
で。

今日雑誌社の人から、
フレームサイズの測り方をきかれました。
これ国際規格みたいなものはなくて、
メーカーまちまちにきめているんですね。

一番基本的なはかり方は、
”芯-芯” というやつで、BBの中心からトップチューブとシートチューブの交点ま
でをいうはかりかた。
少し前まで殆どのイタリアのメーカーがこれをフレームサイズと呼んでました。また
フレームを設計するときに絶対に必要な寸法なんです。

次に、”芯-トップ” というやつ。
これは、BB中心からシートチューブ先端までをいいます。
これは、もしかすると日本独特のはかり方かもしれません。なぜ日本人だけこのはか
り方に拘るのかとボクなりに考えたのですが。
見た目を気にする日本人は、シートピラーがフレームからどれだけだせるか、という
のをかなり気にするので、
この長さを1cm単位で気にするのでしたらこのはかり方が即物的で楽です。
でもって、なんで日本人がピラーの出る長さをこれだけ気にするのかを考えてみる
と、
手足の短い民族だから、かなというところにいきあたります。
そうです、ボクもご多分にもれずなので、この辺りの気持ちはよくわかります。

あとは、まさにブランド独特と思われるはかり方。

”芯-トップチューブ上面”

”BB上からシートチューブ先端”

”BB中心から-シートクランプ下”

などなどですね。
ざっとあげただけどこれだけあるのです。
だから、よく簡単に自分にあったサイズは?と聞かれるのですが、
簡単に~mmなどと一概にはきめられないんですよね。

浅田監督インタビュー (14)
浅田カントクに聞け!

マ: マツナガ
ア: 浅田監督

ア:今までやってきたことを考えるとチーム力をアップするには、まともなやり方で
はダメだとおもうんです。今回スポンサー探しを人に頼んだのも、自分ではできない
アプローチの方法をやれる人だったからなんです。全く自転車界とは関係ない世界の
人だったんですが。それでもダメでした。
理由は、投資先が自転車だからということでした。

マ:じゃ、自転車だからダメ、ということをなくすにはどういうことをしたらいいん
だろう。

ア:もう一発勝負しかないとおもうんですよね。とのかくツールに日本人のチームを
だす。そういう一発があればきっとかわるとおもうんです。そのためにはまずどこか
が先行投資をしてもらわねばならないんです。選手はすでにその近くまできているの
ですから。

マ:トップダウンほうしきだよね。それともっと自転車レースを知らしめて裾野をひ
ろげていく草の根活動なのかな。

ア:いえ、草の根活動はもう十分だと思うんです

つづく