職人マツナガ通信

7月6日

デジタル信号変換式。
ひっぱていたカンパニョーロEPS組付けですが、
本日無事納車と相成りました。
カンパニョーロ社のEPS講習も受け、
マニュアルも読んで望んだ調整ですが、
初物ということもあり難儀しました。
シマノさんのDi2で慣れてしまっているせいもあるのでしょうが、
こうも、日本人とイタリア人のものつくりのアプローチが違うのかと、
思い知らされました。
シマノDi2、カンパニョーロEPS、どちらがいいか、わるかではなく、
好き、嫌いでお選びいただいていいと思います。
残念なのは、今回EPSをとりつけた、クロモリフレームですが、
リアメカコードだけ、強度面からフレームに穴あけはやめて外をはわせたのですが、
カンパニョーロ社のすべて内蔵加工のしてあるフレームのみしか保証はしないという規定からはずれるので、
保証は一切しないということでした。
オーナーのWさんは、太っ腹で、この辺りはすべて了承済みでご注文をいただいているのでですが、
このあたりは、Wさんのように年季の入っているカンパニョーロファンとしては、ちょっとさびしいく感じるところですね。
あえて、トラディショナルなクロモリフレームに最新のEPSをとりつける、
という粋なバイクのできあがりです。