職人マツナガ通信

1月11日

電化Ⅱ。
プロジェクトMのDi2化、
穴明け位置の確認ができたら作業です。
まずは、配線が集まる心臓部、
ボトムブラケット中のダウンチューブ側の穴を、
マッチ箱状のジャンクション(ケーブル集約記)がとおれるように広げていきます。
現物を削っては入れ、また削っては入れをくりかえし、
通せるように加工します。
次は、ハンドルしたのメインユニット(コンピュータ部分)から来るケーブルを、
ダウンチューブに入れる穴です。
これは、毎度やっているところで、レバー台座の不要なところを切り落とし、
穴をあけると、レバー台座がちょうど補強になり、いい感じで穴があけられます。
どれも、塗装前の生地段階での作業なら、それほど神経は使わないくていいのですが、

塗装がのったフレームでの作業は、
ちょっと工具が振れただけで塗装膜をキズつつけてしまうので、
薄氷踏む思いの作業が続きます。