職人マツナガ通信

2月7日

ラグチューブ作り。
フレーム作りの下ごしらえにあたる、
ラグパートの製作からです。
カーボンチューブを接着剤のでつなぐためのラグとなります。
カイセイの8630材(ニッケルクロームモリブデン鋼)元管を、
Sさんにあわせて肉厚を旋盤で削ります。
体重65kg、かたすぎないフレームということで肉厚は0.8mmに設定。
旋盤で肉厚を削りだせたら、
お次はフライス盤で、チューブとチューブの突き合わせをザグリカットします。
図面の角度に従い、フライス盤を都度都度その角度に調整、
刃物は突き合わせのチューブの外径にあわせたものを、
やはり都度都度交換して作業を進めます。
ダウンチューブのヘッド突き合わせ角度は、59°44′、
トップチューブのヘッド突き合わせは72°00′とかです。