職人マツナガ通信

6月10日

下ごしらえ。
広島のFさん、ラグパート下ごしらえ作業です。
まずは、ラグパートの合金鋼チューブを加工します。
カイセイのニッケルクロームモリブデン鋼8130材の元管を指定肉厚に、
旋盤をつかってそぎ落としていきます。
肉厚は、ダウンチューブパートのみ0.85mm、その他のパートは0.80mmにむけてそぎ落としていきます。
肉厚ができたら、必要最小限の長さにやはり、旋盤をつかって切り落とします。
こんな小さなパートを作るのに、
画像のような大きな旋盤を使います。
なんと、贅沢な作業でしょう。
でもこの作業、他にやりようがないんですよね。
機械は偉大だ。
贅沢で思い出すのは、
以前読んだ本に、
牛一頭を成長させるのには、数字は忘れてしまったのですが、
広大な面積の牧草が必要とあり、
これまた、お牛様を食すると言うことは、大変に贅沢な事だそうです。