ポリマーコーティング。
シマノさんのニューデュラエースシリーズの、
ブレーキ、シフトケーブルともにポリマーコーティングがインナーワイヤーの外層にしてあります。
これで、アウターとの接触抵抗を少なくするということです。
実際にデュラエースの組み合わせでは体感できるくらい違っていました。
ただし、この軽さはケーブルのみではなく、アーチの構造とのくみ合わせによるものですが。
でも、ケーブルだけでもこれを他のブレーキアーチで使用すれば、いいじゃん、と誰でも考えますよね。
ここで問題、滑りやすくしてあるインナーワイヤーなので、
デュラエースのブレーキアーチは、ワイヤーが抜けないように止めネジを滑りにくい構造にしてあります。
ここが他のブレーキアーチとは違ってくるので、
シマノさんとしては、このケーブルはデュラエース以外とは組み合わせは不可となっています。
そこで、何とかならないかと考えて、
ブレーキアーチに止める部分だけをポリマーコーティングを剥いでみました。
インナーケーブルはコーティングで赤茶色しているので、剥ぐと金属色が一目でわります。
これでアルテグラ６７００に装着してみました。
やっぱり引きは軽くなっていました。
もちもん、これはメーカー指定外の組み合わせなので、
お客様へご説明をして、ご承諾いただいての作業となります。
力の弱い女性ライダーにはいいかもしれませんね。
