職人マツナガ通信

8月1日

神奈川のFさん、製作開始。
トライアスリートのFさん、二台目のプロジェクトMを製作始めさせて頂きます。
デュラエースの電動、それもビルトインバッテリー、ビルトインタイプブレーキ仕様、

ということで、パーツ待ちや工作思案でのびのびになっておりました。
すみません、Fさん、パーツの手配、工作思案がまとまりましたので作業を開始させていただきます。
ただし、初物づくしなので途中、トライアルアンドエラーで、
いつものペースで製作は出来中もしれませんが、
お待ち頂いた時間を後悔させないような、
納得のいく、いいもの作らせて頂きます。

グラファイトデザインT800。
先日納車したGD T800 オーナーのファーストインプレッション頂けました。
オーナーのTさんは、プロジェクトMを二台所有のホビーライダー。
内容は、自分のもっているフレーム製作データーをもとに、
使われている炭素繊維、作り方で想像した通りでした。
ボクの勘ピューターも、すてたもんじゃない。

T800の設計者のSさんと話したとき、
カーボンチューブ設計の基本数値は、
クロモリのイシワタ019というチューブセットを基本としているというお話しでした。

プロジェクトMに使われるカーボンチューブも、
このクロモリチューブの曲げ、ねじれ数字をもとしたチューブを、
一番のベースに製作します。
なので、よけいT800の剛性レベルが想像できやすかったのでしょうね。
このノウハウで、市販のカーボンバイクも、使われる炭素繊維と作り方、重量をみれば、

ある程度そのフレームの剛性感は、勘ピューターではじだせますので、
オーナーに適したものおすすめできます。