職人マツナガ通信

11月2日

こだわり。
最近、サドル直下までのびたシートチューブに、
外かぶせで止めるシートピラーがではじめました。
本日納車のバイクもその構造でした。
この構造はいいんですが、
外から締め付けるには、
シートチューブが見るからに肉厚が薄い。
念のためメーカーに確認をしたら、
トルクレンチでしっかり管理をして欲しいとのこと。
サドルの上下は、サイクリング中に行うこともあり、
毎度トルクレンチをもって走ってくださいとは、お客様にはいえないですよね。
そこで、つぶれどめを作ることにしました。
アルミのかたまりから削りだしたチューブを、
シートチューブの内側に差し込んでつぶれどめにします。
これがあれば、シートピンを多少オーバートルクで締めてしまっても、
まず割れることはないでしょう。
安全率がグッと上がったと思います。
この辺りは、SBTMでバイクを組み上げる時のこだわりです。