職人マツナガ通信

11月11日

カタチになっていきます。
Sさんのペース治具にのります。
今回は、あまりにイレギュラーな計上のため、
各チューブの実寸法を実際に治具上で確認して、
その場で加工しながら治具にのせていきます。
いつものプロジェクトMのように、
下ごしらえを、治具にのせる前にすべて終わらせることができません。
まずは、図面の寸法を確認して、
長さをカットしたヘッドチューブ、シートチューブをセットします。
リアエンドを取り付けておいた、チェーンステーを取り付けます。
その前にダウンチューブとなる、
日本のシートステー材の位置関係を確認をして、
リア変速ケーブルを内蔵させるべく、
ダウン用チューブとチェーンステーが接するところに穴を開けます。
穴を開けたら、チェーンステーを仮ロー付け(溶接)します。
そうして、ダウン用シートステー材も仮ロー付けします。
ペースのミソとなる、クロスドチェーンステーとでもいいましょうか、
ダウンチューブとしてのびてくるシートステー材と、
シートチューブ、チェーンステが三叉クロスするパートのできあがりです。
こして剛性をあげています。