職人マツナガ通信

12月5日

材料選び。
寸法関係はOKとなった、プロジェクトM製作のKさんの材料選びとなります。
お好みの剛性は、
踏み込んだときすぐに反応してスピードが上がっていく感じで、
若くて体力があったらアルミフレームでもいいくらい、
でも今はそれで長距離を走るのは無理、
というご希望。
さらに、今後お子さんが手を離れて時間ができてくればロングライドも可能になる、
なので200km以上走っても疲れが残りにくいものがよい、
というご希望。
この相反するご希望をどう具現化するかで材料選びが決まってきます。
身長がおありなので体重もそこそこそ68kgあることも考えにいれます。
そこで、メイン三本のなかで、ダウンチューブとシートチューブを高弾性の、
スタンダード外径(28.6Φ)のものを選びました。
ここを強化しておけば、踏み出し野反応は相当にいいはずです。
シートステーは、200km以上乗られることを想定してカーボンに。
チェーンステーは、踏みだし感をあげるために、ニッケルクロームモリブデン鋼でいくことにしました。
これでご希望をかなえられると思います。
最後にいつものように、手にとって確かめながら材料箱の中から拾い上げます。
手に取った質感で、ちょっと疑問を感じたらもう一度見直します。
問題なしOKですね。
キャスト勢揃いです。
ご近所であるKさん、材料とご対面、ツーショットです。
もうこの状態で見ることはできない貴重なショットですね。