職人マツナガ通信

12月6日

下ごしらえ。
Kさんフレーム、まずはクロモリのラグパートの製作となります。
元管を設計図どおりに肉厚を旋盤でそぎ落として、必要純十分な長さにカットします。
ラグ肉厚は0.8mm、ダウンパートのみ0.9mmで仕上げます。
お次は、フライス盤でつきあわせ角度にざぐっていきます。
これでカーボンチューブのスリーブ部ができあがりです。
チェーンステは、ニッケルクロームモリブデン鋼の0.7mmでいきます。
これにリアエンドをロー付け(溶接)して、
設計寸法にカット、BBの曲面にあうようにザグリります。
こんな感じでラグ部ができあがっていきます。
今回画像が少ないのですが、
オーナーのKさんが、製作風景を見学にこられていたので、
ご本人に撮って頂きました。
目の前で自分の自転車がつくられていく様は、
とても思い出深いものになるのではないでしょうか。