職人マツナガ通信

1月8日

1976年1月2日金曜日。
ボクが中学校二年生の時のお正月です。
このお休みに部屋を整理していたら、
奇しくも当時のサイクリングノートがでてきました。
三十八年前のこの時期に一人でサイクリングに行っていたんですね。
ノートによると、
1月2日金曜日晴、朝5時横浜自宅出発、箱根を越えて静岡の三保ユースホステルへ走行距離180km。
1月3日土曜日晴時々曇り、近辺の日本平や登呂遺跡をめぐって三保ユースホステルで連泊走行距離50km。
1月4日日曜日朝小雨のち晴三保ユースホステル出発して自宅へ走行距離180km。
ノートには、持ち物や手記があり、読むと記憶が蘇ってくる気がします。
記憶の大部分は不確かとおもいますが、とにかく寒かった思い出があります。
この時期の朝五時ですから、おそらく気温は0度以下だったのでしょう。
スタートして数キロはしったところで、手先、足先が凍り出し痛くなりはじめた思い出があります。
三十年以上前ですから、今のような防寒の優れたグローブなどはなく、
おそくら軍手と指切りサイクリングローブに薄手でのウールグローブ位の装備だったのでしょう。
一応防寒は考えていたようで持ち物リストとに手袋三枚、靴下三枚とありました。
しかし途中で手袋三枚、靴下三枚重ねて履いたがどうにもならなかったと書いてあります。
日が昇りかかった頃、おそらく戸塚あたりだと思うのですが、
手、足が痛くて自転車にのっていることができず、道路の脇にうずくまって日の出を見た記憶があります。
さっそく、グーグルマップで当時宿泊したユースホステルがどうなっているか見てみようと検索をしてみましたが、
すでに廃館になっていました。
散策した、日本平や登呂遺跡もみてみましたが、思い出せるような画像はなかったです。

しばし、タイムスリップした楽しい時間でした。

新年度の始まりです。
今年もドタバタは変わりないと思いますが、
気持ちを新たにビシバシと、
自分ができること、やるべきことをやっていきます。
よろしくお願い申し上げます。